米は日本人の主食です。日本の農業の中心になる作物です。米づくり(稲作)は、農家とJAが協力して取り組んでいます。 米は稲(いね)の実。田植えをする稲の苗とは、芽が出て12cmぐらいにのびた小さな稲。育苗(いくびょう)とは苗を育てること。現在では、たくさんの農家が田植え用の苗を、JAの育苗センターで、まとめて作ることが多くなりました。 農家でつかう機械(きかい)や肥料(ひりょう)、農薬(のうやく)はJAでまとめて注文し、それを農家にとどけます。JAはまた、作り方(栽培)について、農家の相談にのっています。かりとった稲の実〔カラがついていて、籾(もみ)とか籾米(もみごめ)という〕は、カントリーエレベーターというおおきな建物で、乾燥(かんそう)・貯蔵(ちょぞう)し、お米に加工して、出荷(しゅっか)しています。