2018.02.27
JA秋田中央会は2月27日、女性部員の正組合員加入やJA役員への参画を進めようと、秋田市で秋田県JA女性正組合員大会を開いた。県内の女性正組合員や女性部員ら約160人が参加。女性参画の全国目標の達成に向け、女性正組合員や女性総代の拡大に取り組むことや、JA自己改革を後押しすることを申し合わせた。
2015年の政府の第4次男女共同参画基本計画では、JAグループの女性役員登用ゼロの解消や、女性役員の割合を20年度には15%を目標としているが、県内JAでは平均で9.6%となっている。
また、第27回全国JA大会では正組合員の25%以上、総代の10%以上を女性とする目標を定めているが、県内JAでは正組合員で19.7%、総代は6.4%となっている。
JA秋田中央会の清水義己氏がJA自己改革についてDVDを交えて説明。組合員にとって必要な組織であるため、今後どのように改革に取り組んでいくかを話した。
JA全中の佐久間幸子氏が「JAは変わる、女性とともに!~輝く女性が地域を拓き、未来を創る~」と題し講演。女性の存在感を示し、積極的に発言することが重要とした。