2019.05.09
JA秋田ふるさとは播種日から田植え予定日の中間にあたる5月上旬に毎年育苗巡回を行っている。農家それぞれの現在の生育状況を確認すると共に、今後の栽培管理についてきめ細やかなアドバイスを送っている。
5月9日、平鹿中清水地区で行った育苗巡回では6カ所の育苗ハウスを巡回。JAの山脇康文稲作専任指導員は「播種日の違いなどで多少の生育状況の差はあるが、おおむね順調に生育している」と講評した。
巡回後は講習会が行われ、近年田植え後の6月が低温に見舞われており、分げつ不足が目立つ状況となっていることから、晩成の品種から田植えを行うことや、坪当たりの栽植密度を増やすことなどを呼び掛けた。
参加者は「指導員が足しげく巡回に来てくれるので助かっている。今年は順調に生育しているので豊作に期待している」と笑顔で話した。