2020.11.09
横手市で5日間にわたって開催された第143回秋田県種苗交換会が11月3日、閉幕した。同日、秋田ふるさと村で行われた褒賞授与並びに閉会式では、農林水産大臣賞など、優秀な農産物の出品者を表彰した。
農林水産大臣賞には、生しいたけを出品した横手市の藤原信博さんら8人が輝いた。藤原さんは「今回、無事地元で開催できてうれしい。今後は次世代が受賞できるように指導・研さんをしていきたい」と喜びを語った。
今回は県内から1204点の農産物や加工品などが出品された。新型コロナウイルス感染防止の観点から規模を縮小。入場者を制限し、ビニールシートを設置して出品された農産物等への接触を防ぐなど、対策を徹底した。
交換会会頭の斉藤一志JA秋田中央会会長は「交換会で得られた成果を生かして地域の活性化を図っていきたい」と強調した。来年は能代市で開催する予定。