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【秋田】第31回秋田県JA大会

2021.11.26

JAグループ秋田は26日、第31回秋田県JA大会を秋田市で開いた。「農業と地域社会の持続力向上~人づくり、産地づくり、地域づくり、強いJAづくりを通じて~」をメインテーマに、①持続可能な農業の実現②安心して暮らせる豊かな地域社会の実現③目指す姿を実現する強いJAづくり に取り組むことを決議した。

 JA秋田中央会の斉藤一志会長は「JAは、農業、農地を基盤とした、地域の存在を前提に成り立つ、地域と運命共同体の組織です。今回の大会は、JAグループ秋田と本県農業の将来に向けた大きな転機となります。大会決議の実践に取り組み、その結果が、期待の新品種ともども“咲き誇る”ことを誓います」とあいさつした。

 JAグループ秋田が目指す姿として、「食」と「農」を基軸とする、地域に根ざした協同組合として、組合員とともに秋田県農業を支え、地域住民の暮らしに貢献するとし、2022年度から3年間の基本方針となる大会決議案を決議した。現状と将来の情勢を見据え、事業提供の継続性を確保する手段として「県1JAを目指す組織再編」の実現に引き続き取り組む。

 JAかづのの菅原俊二組合長がかけがえのない秋田の農業と地域社会を次世代に引き継ぐために、本大会で決議された事項を着実に実践し、持続力の向上を図るものとすると大会宣言をし、満場の拍手で採択された。

 大会には、県内JAや連合会の役職員ら約500人がオンラインとの併用で出席した。