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【秋田しんせい】朝採れアスパラガスの販路拡大へ、ハピネッツ子会社と連携して道の駅で販売

2023.04.26
小松組合長㊨と秋田ノーザンハピネッツのマスコットキャラクターのラーナちゃん㊥、水野代表取締役

JA秋田しんせいと道の駅岩城「アキタウミヨコ」の指定管理者のANHソリューションズ株式会社は4月26日、秋田県庁で共同記者会見を行い、管内のアスパラガス販売訴求に関して連携し、その一環として朝採れアスパラガスを『朝採れ新鮮アスパラガス「アサパラ」』と命名してブランド化。同道の駅の目玉として販売することを発表しました。同会社は、バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)秋田ノーザンハピネッツの運営会社の子会社でもある。
「アサパラ」は、JAに出荷された朝採れのアスパラガスをその日の10時30分から15時30分まで販売するものと定義。通常出荷されるアスパラガスは、県内でも基本的に翌日か早くても夕方に販売されるが、JAの子会社が協力し出荷されたものを直接道の駅に配送することで、出荷当日の午前中販売につながりました。
収穫してから短時間で販売することで、より甘くみずみずしくなるとされ、採れたてのおいしさを味わってもらうことでスーパーとの差別化を図る。販売時期は、収穫時期は4月から10月まで曜日限定の販売を予定しており、初めて販売される4月28日には約20 ㌕を販売する予定。
 ANHソリューションズの水野勇気代表取締役は「アサパラを道の駅の目玉にしていきたいと考えている。将来的には料理や加工品の開発を目指してブランディングに寄与したい」と話しました。
 JAの小松忠彦組合長は「農業を元気にする、秋田を元気にするという意味で、バスケット等を通じて秋田を元気にしたいという思いがあるハピネッツさんとコラボできて非常に嬉しく感謝している」と話しました。
 JAのアスパラガスは2023年度、116戸の生産者が37㌶でアスパラガスを栽培する計画で、22年度の販売額は2億4千万円でJAとしては過去最高額となった。