2023.07.31
【秋田】JA秋田中央会は、農業者と食を取り巻く問題について消費者にも「自分事」として捉えてもらおうと、JAグループが提唱する国消国産や農産物の価格転嫁への理解醸成を目指して動画を作成した。
JAあきた北管内の若手生産者で、JA秋田県青年部協議会の参与を務める佐藤岳杜さんが出演。佐藤さんは動画内で「何気なく食べている食材も、興味を持って知りたいなと思ってもらいたい」などとコメント。生産者・親としての両立場から、消費者へ当事者意識を訴えている。
動画は、農作業の様子や豊かな田園風景、家族で食卓を囲む様子などを中心に、主にCMに向けた15秒、SNS用の30秒、YouTubeやイベントなどでの利用を想定した74秒の3本を作成。74秒では日本の食を取りまくリスクや、食の安心を子どもたちの未来につなぐため何が必要かを簡易的な図で説明し、より力強く農業が向き合うべき課題を訴えている。
30秒・74秒の動画はJA秋田中央会の公式YouTubeチャンネルや関連サイトで、15秒はCMとして秋田県内民放各社で放送される。