2023.08.17
【秋田なまはげ】JA秋田なまはげ直売所「あぐりんなかいち」は、管内産の農産物の出荷が増加する夏から秋にかけて、秋田市役所での出張販売「出張あぐりんなかいちin秋田市役所」を開いている。地場産品を気軽に手に取ることができる機会を定期的に設けることで、管内農産物の消費拡大や直売所の知名度向上につなげている。
同市役所での出張販売は2021年8月に初めて開き、10月までに計7回開催。22年からは回数を増やし、7月下旬から10月中旬の週1回に定期開催している。
市役所内の特設コーナーに毎回、旬の野菜や果物、花きなど約20~30品目を並べる。人気のエダマメは複数品種を用意。旬の時期や品種特性への理解促進のため、品種選びや食べ比べなどを楽しんでもらう。
17日はエダマメ「湯あがり娘」「サヤムスメ」やピーマン、トマトなど27品目を販売。ナスは長ナスと漬物用品種を陳列した他、ヒマワリやスプレー菊なども並んだ。
会場には通りがかった市民や毎週訪れるリピート客が列を作り、次々と農産物を手に取った。「前に買ったトマトがおいしかった。同じ品種はあるか」などとJA職員に聞く姿も見られた。
販売日時は毎週木曜日の午前11時から午後2時まで。今年度の販売期間は、10月12日までを予定している。