2024.03.26
【秋田】秋田県立大学が開講する2023年度の「スマート農業指導士育成プログラム」の第2期生が3月26日、修了式を迎え、県内外から参加した27人が修了証を受け取った。
秋田県立大学の福田裕穂学長はあいさつの中で、スマート農業はまだまだ開発途上であり、その分現場との乖離も出てくるとしたうえで、「学びをここで止めずに今後も農業のあり様や技術を学んでほしい」と呼びかけ、「農業者と技術を繋いで、世界に羽ばたく農業を展開するための指導士としてがんばってほしい」と激励した。
JA全農あきた営農支援課からプログラムに参加した本間誉昌さん(35)は「スマート農業は課題を解決するためのツールに過ぎない。一人一人に合ったスマート農業を提案していきたい」と意気込みを述べた。
JAグループからは6人が受講。約70時間のオンライン・対面の座学・実習を経て、地域課題解決に必要となるスマート農業技術を見極める能力などを習得した。