2024.07.16
秋田県畜産農業協同組合は7月上旬から中旬にかけての4日間、第62回秋田錦牛銘柄確立共励会を秋田市で開き、横手市の伊藤重男さんが出陳した「若大将」が最優秀賞を受賞しました。
同出陳牛は1キロ当たり3200円で落札。形状やサシの入りがすばらしく、歩留まりも良好で、切開面全体のバランスが非常に良い他、肉色も鮮紅色で光沢があり、きめ、締まりも申し分ないと評価され、格付等級は最上級のA-5、枝肉重量は609キロとなりました。
同共励会は、秋田錦牛の改良効果などを確認し、県の畜産振興に寄与する場として毎年開催しており、今年は黒毛和種去勢35頭、めす15頭の合計50頭が出陳され、枝肉は厚みに優れ、切開面における各部位のバランスが取れ良好なものが多く出陳されました。