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【あきた北】青年部塾で、盟友のソバ栽培を学ぶ

2024.08.22

 JAあきた北青年部は8月22日、栽培技術や営農知識の向上を図る「青年部塾」を開き、大館市の若手生産者のソバ畑を視察しました。

 視察先は、海外情勢や近隣業者の需要を考慮し今年から栽培を始めたネギ農家である冨樫一磨さん(29)の6・5ヘクタールのソバ畑。畑には身の丈ほどに育ったソバが一面に広がり、参加した青年部員からは驚きの声が上がっていました。

 「この品種は腰くらいの高さという認識だったが、こんなに大きいのは初めて見た。花数も多く、実もしっかりついている」と、同行したJA指導員も驚きを隠せない様子でした。

 冨樫さん自身も1年目であるため、はっきりとした生育の要因を掴めていなかったものの、施肥や管理について部員や経験者と意見を交換し、今後の収量によっては栽培を検討する部員も見られました。

 「排水対策に気を遣う必要があるが、他品目に比べて管理の容易さは魅力。2期作の計画を組めれば、高い収益も見込める」と冨樫さんは話しました。

ソバ畑を視察する青年部員(8月22日、秋田県大館市で)