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【あきた湖東】子どもたちが稲刈り体験で農業と触れ合う

2024.09.30

 もりやまこども園大川分園(秋田県五城目町)の3歳児から5歳児は9月中旬、地域の農家らと一緒に稲刈りを体験しました。園児らは稲刈りを楽しみにしており、5月に植えた苗が生長し、お米が大量に収穫できたことに喜んでいました。
 稲刈り体験は園児らが農業に触れ合うことを目的に、地域の農家らの協力で田植えから始めており、今年で2回目。刈り取り体験をした子どもたちは楽しかったと話し、みそたんぽとして食べるのを楽しみにしていました。

地域農家らと一緒に刈り取り体験を行う子どもたち(9月中旬、秋田県五城目町で)

 

 潟上市立飯田川小学校5年生は9月下旬、地元農家らと一緒に、学習田の稲刈り作業に取り組みました。児童らは刈り取りや藁の束ね方の他、自然乾燥させるためのほにょ掛け、はさ掛け作業を体験。また、コンバインを使った刈り取りについては、「コンバインでの刈り取りはあっという間で技術の進歩に驚いた」と話していました。
 児童らと作業した地元農家は「農作業を通して、協力して作業を行う事の大切さを知ってもらいたい。農作業で教わった事を次の世代へ伝えて欲しい」と子どもたちへ呼び掛けました。

刈り取り作業を行う子どもたち(9月下旬、潟上市で)

 井川町立井川義務教育学校5年生は9月下旬、地元農家の指導のもと学習田の稲刈り作業を体験しました。
 子どもたちは農家らと一緒に刈り取り作業を行い、「手作業での刈り取りに昔ながらの農業の大変さを実感した。美味しいお米を生産している農家の皆さんへ感謝を伝えたい」と話しました。
 校長先生は「地域の皆さんの指導に感謝し、自分たちで収穫したお米を良く味わってください」と子どもたちへ呼び掛けました。

刈り取り作業を行う子どもたち(9月下旬、秋田県井川町で)