秋田県由利本荘市のあきた総合家畜市場で１月８日、２０２５年の初競りが行われました。県内から２５０頭が上場され、ＪＡ秋田おばこ管内の草彅昭平さん（大仙市）が出品した黒毛和種が、最高額の１１３万１９００円で取引されました。
　初競りに先立ち行われた式典には、生産者、購買者のほか、国会議員や行政関係者らが出席。同市場の齊藤武志代表取締役社長は「開場１４年目を迎えた当家畜市場は、牛流通拠点の機能に加え、肉用牛振興に関する研修、さらには県民の交流を図る場として利用されてきた。今後も農畜産振興と畜産物消費拡大に寄与していく」とあいさつしました。
　初競りには２５０頭が上場され、２４４頭の取引が成立。うちＪＡ秋田おばこからは８１頭が上場され、７９頭の取引が成立しました。ＪＡ平均価格は５４万６千円と前年同月を６万円ほど上回りました。