2025.03.03

秋田県産ネギの2024年度販売金額が30億円を突破。あきた園芸戦略対策協議会(事務局:JA全農あきた)によると、2月10日現在で販売数量8,473トン(前年比133%)、販売金額32億1775万円(同124%)。JA全農あきたの取扱いは、出荷量の増加と単価高により目標に掲げた30億円を大幅に超えました。
秋田県産ネギは、2014年度からの「園芸メガ団地育成事業」で作付けが拡大。夏ネギ栽培の普及により全県で面積が拡大しています。
あきた園芸戦略対策協議会は3月3日、秋田市で県産ネギ販売額30憶円を記念した祝賀会を開き、秋田県知事、JA組合長、生産者、取引先市場など約130人が参加しました。同協議会の虻川和義会長は「生産者、JA、関係市場が一致団結した結果。重点品目であるネギの生産拡大を更に強化する」とあいさつしました。
祝賀会では、感謝状の授与や今年度の経過報告の後、産地を代表しJAあきた白神販売課の三熊高峰課長補佐が、「次の目標である販売額35億円を早期に目指す」と決意を表明しました。ネギを取り入れた複合経営を更に推進し、生産基盤の強化と仲間づくりによる面積の拡大や、安全で新鮮な秋田県産ネギの安定出荷に取り組むことを出席者全員で誓いました。