秋田県横手市の雪まつりでは「かまくら」と並び、約２８０年の歴史がある他に類を見ないほど大型（約５ｍ）で、豪華絢爛な頭飾りの「梵天(ぼんでん)」が有名である。

ＪＡ秋田ふるさと旭青年部の梵天は、唯一、さがりの部分に稲穂を仕様しているのが特徴。１５年以上続くそのスタイルにイメージは定着された。しかし稲穂ゆえに他の梵天より重く、３５㎏を超える。

責任者の谷口善明さん（３４）は、仲間らと１ヶ月程かけ梵天を製作。「五穀豊穣と家内安全、身体堅固、交通安全を願い、心を込め製作した」と翌日の奉納に向け士気を高めた。

（提供：JA秋田ふるさと）