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【かづの】目指せ、エダマメ日本一!新品種も本格デビュー

2015.08.14

エダマメの出荷量日本一を目指すあきた園芸戦略対策協議会は、秋田県産エダマメの出発式を秋田県鹿角市で行った。今年から新たな秋田県オリジナル品種である「あきたほのか」が本格デビューすることから、青豆の県オリジナル品種での産地リレーで日本一を目指す。

 「あきたほのか」は高収量、大莢が特徴で、香りと食味にも優れている。人気品種である「秘伝」を早生化したもので、収穫期は9月中旬。これまでは9月上旬まで収穫する「あきたさやか」と9月下旬から収穫が始まる「秋農試40号」の間は、市販品種である「錦秋」などを収穫していた。今年の作付面積は約48㌶。

 秋田県は2010年から、需要期の7月~10月の期間、東京中央卸売市場への出荷量日本一を目指しており、今年は作付面積が660ヘクタール、出荷量2442トンを見込んでいる。秋田県産の枝豆は、今年干ばつ傾向だが、大雨の影響もなく順調に生育。また、昼夜の寒暖差が大きかったため、食味についても良好に推移しているとのこと。県内では、今後の天候次第では安定した出荷量が望め、県内での品種リレーも問題なく進むと予想される。

 出発式には、JAや県、管内の生産者らが参加し、テープカットなどのセレモニーが行われ、かづの産初出荷の600キロの枝豆が積まれたペイントトラックを見送った。

 鹿角市での出発式開催は初。JAかづの田中專一組合長は「当JAでの開催は誠に光栄で、今後の生産振興にも力が入るとともに、生産者の意欲も高まる」と述べ、同JAの作付面積45.6㌶をさらに拡大していく意欲をみせた。

今年もオール秋田での枝豆日本一を目指し、出発式を開催
今年もオール秋田での枝豆日本一を目指し、出発式を開催

(提供:JAかづの)