2018.04.17
JAあきた北と大館市は17日、日常業務において高齢者等の異変を察知した場合、速やかに市役所へ通報する「大館市地域見守り活動事業に関する協定」を締結した。
JAと市双方が高齢者等を「見守りたい」という気持ちを込め、「大館市高齢者等見守り隊」を設置。市民が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることなど、地域福祉の向上を目指す。
JAは、渉外活動や月に一度組合員宅を訪問する「ふれあいデー」など日常業務において、訪問先に不自然な点がないかを注視。郵便物がポストに何日分もたまっているなど異変を感じたら市へ通報し、市は関係機関と連携・対応をする。
同市本庁で締結式を開催。福原淳嗣市長と同JAの仲澤修組合長が協定書に署名、交換した。
仲澤組合長は「ひとり暮らし、ふたり暮らしなどの高齢者家庭が多くなっている。渉外担当者や営農指導員が訪問する際や、『ふれあいデー』など、日常業務を活用しながら高齢者を見守り、安心安全な街づくりに協力したい」と話した。