2019.01.21
JAあきた北は、1月21日、大館市のメモリスあきた北で平成30年度生産者大会を開催した。大会では、優良生産者の表彰をしたほか、平成31年度目標販売額を40億2200万円突破と掲げ、「地域特性を活かした産地づくりを進め、農業者の所得増大と農業生産の拡大を目指す」などとし、会場の拍手とともにスローガンが採択された。
虻川和義組合長は「低温や長雨で米、野菜は収穫量が伸び悩んだが、販売額は米価が前年より引き上げとなった。青果物は皆様方のおかげで単価を維持することができた」と感謝の意を表し、「今後の営農指導の強化と営農経済一体となった取り組みで生産者に向き合い、技術と情報の提供に努める」と述べた。
平成30年度の販売実績合計額(推定含)は約15億3460万円。主食用米は12月25日現在、27万629袋(30キロ入り)を集荷し、集荷率84.2%。1等米比率は94.8%と前年より4.8%高くなった。
平成31年度の生産販売計画の強化項目は5点。重点8品目(アスパラ・山の芋・枝豆・大館とんぶり・きゅうり・ねぎ・小玉スイカ・キャベツ)及び花卉の生産拡大、主食用米の実需者ニーズに応じた商品展開と販売促進強化などとした。
大会の最後には、県JA大会の青年主張発表の部で最優秀賞に輝いた渡辺篤史さんが「一子相伝!?畑のキャビア!」と題して、栽培している大館とんぶりについて方言を交えながら発表した。