2019.03.21
JAあきた湖東では21日、子供たちに「食」と「農」との関わりについて知ってもらおうと収穫体験と料理教室を開催した。
井川町の農業法人「つかまファーム」さんのご協力のもと、園児や小学生とその家族6組15名がほうれん草の収穫体験を行った。ハウスいっぱいのほうれん草を、鎌とハサミを使い、教わった手順で収穫作業へ。何回かやるうち根本を2センチ位残して小さい丸い葉っぱも上手に外していった。1時間ほどでコンテナがいっぱいになり収穫体験終了。ほうれん草の山をみて「茹でてポン酢で食べるとおいしいよ」と子供たち。
農産物直売所「湖東のやさい畑」に移動し、餃子の皮を使ったスイートポテトを作った。お母さんから手ほどきを受け、芋を潰したり、餃子の皮を半分に切ったり楽しみながら取り組んだ。潰した芋を餃子の皮に包んで花の形に整えていき、焼きあがる間に、収穫したほうれん草や旬の野菜のほか色とりどりの具材の手巻きをJA女性部役員が用意し、美味しく頂いた。出来上がったスイートポテト餃子はその場で食べ、残りをそれぞれの家庭に持ち帰った。
JA担当者は「家庭でも子供たちに料理を作ることの楽しさや、食と農業に興味を持ってほしい。これを機会にお家でもお手伝いをして下さい」と参加者に話した。