2020.12.20
JAこまちは「営農・経済事業の成長・効率化プログラム」を始動した。営農・経済事業の収支改善に向けたもの。両事業の課題・注力分野を見える化し、解決策と行動計画を策定する。週次ミーティングを開き、新たな施策を導入して収支改善を図り、さらなる成長・効率化を目指す。プログラムを導入するのは県内JAで初となる。
同プログラムは2018年度のJA全国大会で掲げられた「持続可能な経営基盤の確立」へ向けた具体策。JA秋田中央会、JA全農あきた、農林中金本・支店、外部コンサルタントの支援を得て実施する。
JAは、20年度内にプログラムの効果額を算出してアクションプランを策定する計画だ。21年度以降、策定したアクションプランに基づき成長・効率化に向けた各種取り組みを実行に移していく。
遠田武組合長は「近年、集出荷体制の見直しや新広域集出荷所の建設等、営農経済事業の収益力向上のため一連の自己改革に取り組んできた。今回のプログラムを通して、一層役職員が危機感を共有し、主体性を持って知恵を出し合い、前向きに取り組みたい」と期待を込めた。