2021.02.09
JA秋田なまはげ野菜部会は2月9日、ネギの実績検討会を開いた。生産者らが2020年度の販売実績を確認した他、軟腐病への対策などを学び、21年度の栽培へ意欲を高めた。管内では農業法人による作付面積の拡大や出荷農家の増加によって、栽培面積が前年度比107%の38.7ヘクタールに拡大。7月から12月末日までに585トンを出荷し、販売金額が1億1294万円に上った。
ネギの営農担当職員は「今後の出荷形態を再考して、販売単価のさらなる向上を目指したい。生産者と実需者に合った出荷を行うため、まずは相談してほしい」と話した。
同日に栽培講習会も開催。今年度は軟腐病の発生が出荷量に影響したことから、効果的な防除体系や圃場の管理方法、品種特性などを学んだ。ネギの結束機や肥料などの展示も行われた。