2021.05.18
JA秋田やまもとでは特産品であるジュンサイの集荷が始まった。2021年度は集荷量50㌧を目標として、8月末まで集荷を続けていく。
職員らは午後4時30分から5時30までの1時間収穫したじゅんさいを受け付け、重さを計り、品質とサイズのチェックを行う。集荷を開始した4月15日には、Sサイズを7㌔集荷した。
20年度は春先の低温に加え、19年度の干ばつの影響で品質が低下。年間の集荷量は36.4㌧で計画対比48.5%と過去最低となり、さらに新型コロナウイルス感染症の影響により、首都圏などからの需要も減少した。そこで、同JAではジュンサイの生産維持と経営改善や生産意欲の向上などを目的として、出荷実績のある部会員に1㌔あたり30円の助成を行うなどの対策に取り組んだ。
担当職員は「今年度は春先の気温が高く推移したことで収穫も早まっているため、集荷量の増加につながれば」と期待を込めた。集荷されたジュンサイは、県内のスーパーや量販店、首都圏にも届けられる。