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【秋田】21年産新米初出荷セレモニー

2021.10.01
テープカットを行う関係者ら

JA全農あきたは10月1日、2021年度新米初出荷セレモニーを秋田市で開いた。セレモニーでは全農あきたの斉藤一志運営委員会会長、小林和久県本部長らによるテープカットも行われた他、全農あきた米穀部の職員からトラックドライバーへ花束を贈呈し、あきたこまち12トンを積んだトラックは中京地区へ向けて出発した。
 今年は5月の低温、6月中旬から8月上旬までの高温・多照など観測史上記録的な気象となったが、生産者の弛まない努力により作柄は「平年並み」(8月15日時点)となった。
 成分分析器や炊飯食味計での分析、官能テストでは炊飯時の艶、粘りは適度にあり、県産米特有のもっちり感が高い。平年と比較しても良食味となった。新米は来週から首都圏・中京地区のスーパーや量販店の店頭に順次並んでいく。
 秋田中央会の斉藤会長は「今年は異常気象に見舞われたが、生産者の栽培管理により大変良い米の出来になっている。食味は昨年より良く、光沢も良好。昨今の需給情勢により、小売価格は昨年を下回ることが予想されるが、ぜひともその分みなさんに買って食べていただきたい」と話しました。