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【あきた白神】集落座談会でJA合併進捗状況を説明

2021.12.09

【あきた白神】JAあきた白神(代表理事組合長佐藤謙悦)は12月上旬から中旬にかけて同JA管内の37集落を会場に集落座談会を開催した。
コロナ禍の影響等により約2年ぶりの開催となった集落座談会には、期間中156人の組合員が参集し、同JA役職員の説明を聴講した後、活発な意見交換が行われた。
この度の集落座談会では令和6年4月を目標にした県内JAの合併(県1JA)の進捗状況についてJAグループ秋田組織再編協議会が作成した「県1JA基本構想(素案)」「県域JA農業振興計画(素案)」(令和3年8月17日版)を基に説明。
佐藤組合長は「今後も引き続き合併に関する話し合いの場には立つことを検討しているが、決して「合併ありき」での参加ではなく、山積する検討すべき課題を一つ一つクリアしながらも、今、農家組合員に確実にメリット還元できる方策が一つでもあれば先行して取り組んでいきたいと思う。今後、協議された事項は組合員の皆さまにお繋ぎしながら、合併についての最終判断は組合員の皆さまに仰ぐこととなるのでよろしくお願いします。」とあいさつ。
参加組合員からは、「将来的には合併は必要と思うが、組合員に不便がないよう取り組んでもらいたい。」「「よりちかくに」をモットーにしているが、合併により支店や購買店舗が統廃合となり不便になるのではないか?」など、合併に対する期待感や不安に思う事、世界的な原油高騰による営農資材の高騰問題、今話題の新品種『サキホコレ』の作付け状況など、忌憚ない意見や要望が多数出された。
 同JAでは最後に「合併に関する意見や要望など今後も遠慮なく寄せてほしい」と参加組合員らに呼び掛けた。

JA合併の進捗状況について説明する佐藤組合長㊨