新着情報

【秋田ふるさと】りんごの学校修了式、りんご栽培の技術学び卒業

2022.03.16
最終講座を受ける受講生

秋田県とJA秋田ふるさとは3月16日、2021年度の「りんごの学校」修了式を横手市の県果樹試験場で開き、第8期生12人が卒業した。
 会社員をやめ果樹農家を志した生徒の一人は「祖父母の手伝いで農業をしていた。独学では学べない栽培のための施肥量や効果についてためになった。頑張っていきたい」と熱く話した。上田仁悦同試験場長は「実際の圃場で疑問に思ったことは、今後も試験場を利用して解決し、実践を通して学んだことを活かしながら頑張ってほしい」と激励した。
 県とJAは、基礎的な技術研修を受講する機会のなかった生産者を支援するために14年度に同校を開設。これまでのべ186人が受講した。21年度は年10回、全18講座を行い、修了式当日も最終講座として果樹剪定を学んだ。