2022.11.13
【秋田ふるさと】
JA秋田ふるさとは、地域の特色でもある雪をイメージさせる果樹の新たなブランド「銀世界を発表しました。
同JAでは、豪雪被害からの復興と産地のブランド化を図ることを目的として、これまで果樹栽培にとってマイナスイメージに捉えられていた「雪」を、逆にPR材料と捉え「豪雪地帯の果樹産地」であることをアピールするために雪国を連想させるワード「銀世界」で商標登録を行いました。
11月10日にはリンゴの主力品種「ふじ」の出荷スタートに合わせて同市平鹿町の醍醐選果場で発表会が行われました。同JAでは今後、管内産のりんごを「雪国よこて銀世界りんご」の統一ブランドで出荷します。
今シーズンは、「りんご」の販促資材や出荷段ボールを一新。雪の結晶や、かまくらなど同市の冬をイメージしたかわいらしいイラストを入れたほか、「世界有数の豪雪果樹産地 横手からの贈り物」という文言を添えました。
同JAりんご部会田中正博部会長は、「雪は、大変なもの、つらいものという感じしかなかった。今日発表された新デザインの箱やポスターを見て私たち生産者のやる気を後押ししてくれるような気持になった」と喜んだ。
同JAでは、次年度から「ブドウ」などの資材も順次一新し、産地のPRと販売の促進に取り組んでいます。