2022.12.23
【こまち】秋田県湯沢市のふるさと納税返礼品に湯沢市立山田中学校の生徒が考案した、山中「勝ち飯キーマカレー」と「JAこまち産あきたこまち」のセットが新たに加わった。11月10日から各サイトにて公開されている。
同中学校では、「地域活性化」をスローガンに、全校生徒58人で模擬会社「YAMAChuコーポレーション」を組織・運営。地元商店や飲食店と共同してさまざまな商品を企画開発し、今回のキーマカレーもその1つで2019年7月に商品化したもの。地元の食材を生かした無添加な一品でありながら、ピリッとスパイスの効いた味わいが特徴だ。
新型コロナウイルスが広がりを見せる中、対面販売が難しくなったことで、湯沢市ビジネス支援センター「ゆざわ-Biz」に相談。地元の事業者と連携し、ふるさと納税へ出品することを提案され、2022年3月に返礼品への登録を開始した。
今年度も継続した事業展開を考えていたところ「おいしいお米を一緒に食べてもらいたい」という思いと「秋田はもちろん、全国の方々に届けたい」という思いから、地元JAとの連携を考案。22年8月からJAこまち営農部米穀課との打ち合わせをスタートした。
YAMAChuコーポレーションの中嶋彩惠社長は「地域の魅力を発信し、受験生をはじめ目標へ向かう人たちへ地産食材のパワーを届けたい」と話す。
山中「勝ち飯キーマカレーとあきたこまち」セットの寄付金額は1万円で、セット内容は「勝ち飯キーマカレー」2袋(1袋185g) 「秋田県産あきたこまちレトルトパックごはん」2個(1個150g)「秋田県産あきたこまち真空キューブ米」2個(1個300g)となっており、提供は150セットを予定している。