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【秋田なまはげ】乳幼児を支援、新米贈り10年

2023.11.14
佐々木専務㊨から新米などを受け取る  子どもたち

【秋田なまはげ】JA秋田なまはげとJA秋田なまはげ女性部は11月14日、秋田市の秋田赤十字乳児院に新米「あきたこまち」200㌔と秋田市産リンゴ20㌔、米粉入りクッキー30個、タオルエプロン126枚を贈った。新米の贈呈は2014年から行っており、今年で10年目。子どもたちは農産物を見ると目を輝かせて手を伸ばし、笑顔で受け取った。
同JAや同JA女性部は、同院で生活する乳幼児の養育を支援しようと地場産の農産物やタオル類などを毎年贈呈している。タオルエプロンは女性部員から未使用のフェースタオルを集め、子どもの首にかけられるように部員がゴム紐を通して仕上げた。
JAの佐々木崇専務は「地元の新米をたくさん食べて、皆さんが元気に育つことを願っている。今年は大雨や酷暑のなかで農家さんが頑張ったことも思いながら、味わってほしい」と呼び掛けた。
同院の石川明子院長は「長年JAから贈られたおいしい米を食べて、子どもたちが大きく育ってきた。離乳食時からおいしいものを食べられて、子どもたちが食べ物を好きになっていてうれしい」と話した。
同院では同日現在で、0歳から4歳の乳幼児19人が生活している。JAからの農産物は給食で活用され、タオルエプロンは食事の際に子どもたちが使用している。