【秋田】秋田県農業協同組合営農指導協議会（会長＝渡部治）は、１１月１４日、秋田市で２０２３年度の営農指導事業交流会を開き、元ＪＡあきた白神営農部長の佐藤和芳さんを特別功労者として表彰しました。
　また県内３ＪＡから３人の営農指導員を優秀営農指導員として表彰。３人は取組事例を発表し、ＪＡ秋田ふるさとの鈴木琢磨さんが秋田県代表として２９日に宮城県で開催される「ＪＡ営農指導実践　北海道・東北ブロック大会」へ出場することが決まった。
　優秀営農指導員表彰の審査員を務めた秋田県立大学生物資源科学部アグリビジネス学科の上田賢悦教授が発表を講評したほか「スマート農業について」と題して講義を行った。上田教授は「収量性を確保したうえで、環境配慮型かつ資源節約的なスマート農業が必要である」と語った。
　同協議会では、県域の交流会や研修会を通じた営農指導技術の共有・向上を目的としており、今後は県外取組事例への視察を検討している。