2024.05.16
食とみどりと水を守る大館労農市民会議は5月下旬、大館市大田面の圃場(ほじょう)で、飢餓で苦しむ国へ送る「アジア・アフリカ支援米」の田植えを行いました。
田植えには、会員のほか、秋田県立大館国際情報学院高校と大館市立第一中学校の生徒、大館カトリックこども園の園児、外国語指導助手(ALT)など約80人が参加。JAあきた北が無償提供する「めんこいな」の苗箱50箱分の苗を、飢餓がなくなるよう願いを込めながら手で植えていました。参加した市民の一人は「地元で育ったお米が、一人でも多く救われることを願う」と話していました。
この取り組みは2000年から毎年行われており、これまでに25トンの支援米をアジア・アフリカへ届けています。今年の秋には約600キロの支援米を、支援団体を通じてカンボジアやマリなどへ送る予定となっております。