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【秋田ふるさと】大手外食チェーン「田植え研修会」を行いました。

2024.06.06

 大手外食チェーン「びっくりドンキー」を展開する中京・関西地方の加盟店3社は6月6日、秋田米「あきたこまち」を契約栽培しているJA秋田ふるさと管内の農事組合法人豊前の圃場(ほじょう)で、田植え研修会を行いました。
 栽培するのはJA秋田ふるさと稲作総合部会平鹿支部省農薬米研究会が、県の慣行栽培に対し化学肥料8割削減、農薬は除草剤散布を1回だけとする「省農薬米」で、各社の役員や仕入れ担当者ら12人は60アールの水田で田植えを行いました。

 タニザワフーズ株式会社角谷智成専務取締役は「栽培と取引を開始してから24年。生産者の熱意と努力に改めて敬意を表するとともに感動している」と熱く語っていました。
 今年度は栽培面積65・3ヘクタール(前年比93%)、出荷量272・6トン(同比106%)の出荷を予定しており、髙橋元研究会会長は「高品質な省農薬米の生産と加盟店の要望数量の確保に努めたい」と話しました。

生産者(前列)と各社の役員ら(後列)(6月6日、秋田県横手市で)