2024.05.31
秋田県立大学アグリイノベーション教育研究センターは5月下旬、秋田県大潟村で2024年度のスマート農業指導士育成プログラムを開講しました。今年度は生産者や県・JA関係者など20人が受講。来年2月にかけて33科目67時間の座学・演習を行い、スマート農業に必要な知識や技術・技能を修得して生産現場での実践・支援を目指します。
JA全農あきた生産資材部農業機械課の加賀慎吾さん(30)は「スマート農業という広い分野については疎い部分がある。見て触って学びたい」と意気込みを述べました。
プログラムでは、スマート農業の総論やロボット技術、AI・IoT、農業普及の分野を軸に、行政機関や県内大学、一般企業、農業関係者などが講師を務め、双方向・多方向による討論や、企業などと連携した演習を行っていきます。
同大学の福田裕穂学長は「学んだ技術は一生使える。わくわくしながら学び、スマート農業指導士としての基礎を築いてほしい」とあいさつしました。