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【秋田しんせい】アスパラのさらなる産地化目指す「チャレンジセミナー」開催

2024.06.07

 JA秋田しんせいは6月7日と8日、秋田県由利本荘市のJA本店でアスパラガス新規栽培希望者向けの農業チャレンジセミナーを開催しました。このセミナーは、新たに導入を始めた枠板式高畝栽培の提案や独自助成などで規模拡大を支援し、管内生産者の農業振興を後押しすることが目的で開かれました。

 アスパラガスの販売数量と金額ともに県内1位を誇る同JAでは、2024年度は販売金額3億円を目指しています。

 セミナーでは、由利地域振興局農林部農業振興普及課産地・普及チームの武蔵重満チームリーダーが、アスパラガス栽培のポイントや定植1、2年目の栽培方法について説明。また、JA職員が管内の取り組み状況や研修制度・補助事業について説明を行いました。
 

アスパラガスの生育状況を説明するJA職員(6月7日、秋田県由利本荘市で)

 座学後には、枠板式高畝栽培を導入しているJA研修用ハウスへ移動し、JA職員が栽培の仕組みや管理方法を説明。参加者は栽培についての理解を深め、「実際の圃場(ほじょう)を見ることで作業をイメージできた。学んだことを活かして今後アスパラガス栽培に取り組みたい」と話しました。
 JA農業経営支援室の佐藤充室長は「質問がたくさん出て、参加者のアスパラガスに対する熱意を感じられた。8月には第2弾を予定しているため、さらに多くの人に参加していただきたい」と話しました。