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【秋田しんせい】菊出荷に大型規格包材導入 資材・運送費のコスト削減を目指す

2024.07.11
大型規格包材の梱包方法を学ぶ参加者ら

 JA秋田しんせいは2024年度、小菊の出荷に大型規格包材を新規に導入し、コスト削減を目指します。
 同JAでは2022年度から出荷箱を切り替え、農家のコスト削減を図っており、小菊については出荷箱の一部を従来の100本入れから200本入れに変更することで、10アールあたり年間で平均約11万円のコスト削減へつなげ、農業資材費の削減と生産者の利益率向上を目指します。
 7月11日には、由利本荘市で2024年産の菊類出荷目ぞろえ会を開き、参加者25人に200本入れ出荷箱の提案を実施。担当者が梱包方法を説明し、出荷箱に入れる際の頂花や根元のそろえについて解説しました。
 2024年度は、39戸の農家で出荷量270万本(前年比116%)、販売金額1億1000万円(同114%)を目指します。 
 JAの営農経済部園芸販売課の大平好仁課長は「8月のお盆需要期に200本入出荷箱を使用し、生産者の流通経済費軽減の実現と有利販売の確立を目指す」と話しました。