新着情報

【秋田しんせい】初せりににぎわう あきた総合家畜市場

2025.01.08

 秋田県由利本荘市にあるあきた総合家畜市場で1月8日、初せりが開かれました。250頭が上場され、244頭の取引が成立。平均価格は前年1月の初せりと比べ6万2000円ほど高い、53万円となりました。年末から続く牛肉の需要の高まりが価格上昇の要因とみられています。
 同市場の齊藤武志代表取締役社長は、あいさつの中で「今後の価格動向は先行きが不透明なものの、安定した子牛上場頭数を図ることが重要である」と話しました。
 また、生産基盤の拡大を重点事項とし、優良雌牛の導入や受精卵活用による上場頭数確保等、ゲノム解析による肉質の改良について、積極的に関係機関と連携しながら取り組みを進めるとしました。
 初せり前には、今年一年の取引価格の安定を願うセレモニーが行われ、生産者や購買者、由利本荘市・にかほ市の両市長、国会議員、県会議員、JA関係者らが参加し、三本締めを行いました。

購買者らでにぎわう初せり(1月8日、秋田県由利本荘市で)