2025.01.28

JAあきた白神は、今年度初めて「白神ねぎ」の販売額が20億円を達成したことを記念し、1月28日に能代市のプラザ都で記念祝賀会を開きました。祝賀会には、約220人の生産者やJA、行政、市場関係者などが出席し、20億円の販売達成を祝うとともに、さらなるブランド力向上、産地拡大、そして一層の飛躍を誓いました。出席者からは、喜びと安堵の声が聞かれました。
祝賀会では、JAあきた白神の工藤巌組合長が「年間販売額が10億円を超えてから20億円達成まで、資材の高騰や豪雨災害などで苦難も経験したが、大きな目標を達成することができた。次世代を担う新規就農者も増えており、若手にノウハウを継承し、ネギ産地としてさらに飛躍するようJAが全力でサポートしていきたい」とあいさつを行いました。
今年度は179戸が約225ヘクタールで栽培しており、年々生産者も増加。ロットの拡大や部会全体で取り組んでいる品質検査の実施により、高品質なネギが出荷されています。その結果「白神ねぎ」に対する市場評価も高まり、これまでの最高販売額は2020年の17億7531万円でしたが、今年度は気象条件にも恵まれ、順調な成育と単価の高騰により、昨年12月に20億円の大台に乗りました。1月27日時点では21億8359万円の実績となっており、年度末には22億円を超える実績を見込んでいます。
式典では、販売額20億円を達成した功労者としてJAねぎ部会長の大塚和浩さんを表彰。また、「白神ねぎ」の魅力を発信してきた白神ねぎガールの見上はづきさん、見上さくらさん、見上詩月さんの3人を特別表彰しました。